平成の振り返りと令和に向けて
昭和に生まれ、物心がついた時に平成に変わった。
平成ではどん底と高みの両方を味わった。
始めは青春ど真ん中だった。
昭和の親友が平成もずっと親友だった。
平成の親友も今も変わらず親友。
平成中盤で迷走を繰り返した。
何度も挫折し、何度も苦渋を舐めた。
勘当同然で家を追い出された。
劣等感。
それしか記憶にない。
平成で家族を持った。
子供が産まれ、父になった。
ようやく自分らしさを引き出せる新しい仕事を見つけ、自分の力で家族を養う術を身に着けた。
「自分のために生きる」から「家族のために生きる」に心が切り替わった。
だから令和元年。
明日も明後日も変わらず記事を書く。
【実験】同ジャンルのサイトを二つ301で合体させたらどうなるのか
先日、同ジャンルのサイトを二つ合体させた。
理由は、1つにまとめた方が管理が楽だからだ。
ついでにSEO的な効果も見込んでのことだったのだが、結論から言おう。
アクセスがあり、インデックスもそこそこ好調のサイトを二つくっつけても、ハッキリ言って意味はない。
ドメインパワーが1+1=2になると思われるが、結果だけ見ると1+1=1だった。
つまり、5位と10位のキーワードでそれぞれのサイトがインデックスされているとする。
5位のサイトに10位分のパワーを注入すれば、もっと上位に行けるだろう…って考えるかも知れないが、結果は5位が残り、10位が消えただけだった。
5位と圏外であればよいのだが、そもそも同ジャンルだし大体主要キーワードは被るはず。
結果的に見るとアクセス数は増えるものの、売り上げは4割減と言ったところだった。
以下、手順。
①新しいドメインを取得、2つのサイトのコンテンツを移動させる。
②被った記事は、上位に居る方を優先し、片方は内部301を行う。
③新しいドメインに2つのサイトから301処理する。
お引越しプラグイン『All-in-One WP Migration』と特定記事と画像を移動させる『DeMomentSomTres Export』を使った。
合体させたのは確か今年初めころだった気がするから、おおよそ4か月以上様子を見ていた。
だが、思った以上に301の効果が無かった。
この結果から、健康アップデート等で下がったサイト同士を統合したとしても順位が上がることはなさそうだ。
また、アプデを受けなかったサイトと統合するのはかなりリスクが高いと考える。
因みにアプデを受け、新規ドメインにした時に順位が戻ることがあった。
だが結局下がるから、あまり意味が無いように感じる。
以上、最近やった実験に付いて。
サイト構築に必要だと弊社が考えていること
googleのアップデートで影響を受けたサイトがとても多いが、特に多いのがアフィリエイトサイト。
中にはアフィリエイトサイトだけ狙い撃ちされているとの見解を示す人も居ると思うが、実際にはそうではない。
googleが求めているサイトと内容がそぐわないだけの話だと考えている。
弊社のいくつかのサイトも影響を受け、アクセスが激減しているものもある。
ただ、今回、2019年3月のアップデートでは上がったサイトもいくつか見られた。
影響を受けず、定位置に居るサイトもある。
では、下がったサイトと変わらない・上がったサイトの違いとはいったい何だったのか、自分なりに検証してみた。
下がったサイトの多くが、以下の基準を満たしていないと判断したから。
むしろ検証する必要も無い。
考えてみればごく必然のことであるからだ。
サイト構造に付いて
自分のやり方で言うと、あまりペルソナは細かく設定しない。
と言うのも、自分は好き勝手に記事を書きたいし、スタッフに対してもそのように指導している。
理由はカンタンだ。
楽しくないからだ。
ただし、サイトを作成する上で絶対に必要だと考えているものがいくつかある。
今回はそのことに付いて説明しようと思う。
*弊社の考え方ゆえ、あくまで参考程度に見て頂ければと思う。
ベース記事の重要性
自分がサイトを新たに作成する時、必ず先に用意するのがこれ。
下がった多くのアフィリエイトサイトに抜けているもの、それはこの『ベース記事』だと考えている(他のサイトは全く見てないから何とも言えないけど)。
SEOを考えた記事では無いため、もしかしたら検索エンジンに出てきにくいかも知れない。
もしかしたらあまり見られないかも知れない。
だが、自分に専門知識があり、その道に通じる何かを示す必要があると考えている。
これは運営者情報ではなく、サイトの信頼性を向上させるための土台の記事である。
しっかりとした土台が無い家はどうなるだろうか。
自分はサイト作りは家を作るのと同じだと考えている。
テニスプレーヤーが野球の指導ができるだろうか?
アフィリエイトは誰でも参入しやすい一方で、サイト運営者が専門家でもなければその道の経験があるわけでもないケースが多い。
例えそのジャンルに精通していると謳っていたところで、本当にその運営者を信用できるだろうか?
こうした情報を示すべく、ベース記事はサイトの土台として重要な役割を担っている。
キーワード選定の重要性
ベース記事の背景があってこそ、キーワード選定の重要性が生きる。
信頼されているサイトがこれを行い、そのキーワードの意図を理解すれば、無双状態となる可能性がある。
だが、弊社ではキーワードの選定は一切行っていない。
理由はカンタンだ。
楽しくないからだ。
好きな記事を好きな時に書くスタイル、それが弊社である。
ただ、いくら好きでもマニアックすぎたり、ニーズが明らかに無いと感じるものは必要に応じて書くか書かないかを考える。
自分が疑問に思ったこと、知りたいことは、他の人も知りたいって考えるだろうと思うことを書く。
記事を書く際、仮タイトルは付けるが、基本的にタイトルは記事が書き終わってから考えている。
と言うのも、書き進めるうちに記事の方向性が変化する可能性があるからだ。
内容を変更するには骨が折れるが、タイトルを変更するのはカンタンだ。
ゆえにタイトルに合わせて記事を書くのではなく、記事に合わせてタイトルを考えるのが弊社のスタイルである。
特化型の意味を考える
特化型サイトとは、一体なんだろうか?
通常、あるジャンルを深く狭く掘り下げた詳しいサイトを想像するだろう。
特化型サイトが強いといわれているが、自分はそうでは無いと考えている。
むしろ幅広く展開している大型サイトの方が圧倒的に有利だとも。
だが、うちは特化型サイトに絞って大型サイトを構築することを目標としている。
この『特化型』だが、ジャンルを深く狭く掘り下げる、と言うものではない。
最近強いと言われているような大型サイトを見れば一目瞭然である。
なぜMY BESTが強いのか、価格コムが強いのか。
自分が考えるに、MY BESTはランキングに特化、価格コムは口コミに特化。
つまり、ジャンルに特化するのではなく、サイト構造自体が何に特化しているのかが重要なんだろうと考えている。
強い大型サイトに言えることは、サイトの方向性がぶれていないことが挙げられる。
一方、アフィリエイトサイトはジャンルに特化しているものの、内容はまちまち。
キュレーションサイトは問題外。
検索上位のリサーチの重要性
リサーチは重要だ。
だが、弊社は検索エンジン上位のリサーチはほとんど行わない。
なぜか?
内容が被るからである。
同じような内容を良いように書き換え、それを公開したところで二番煎じ感は否めず、検索する側のユーザーにとっても意義があるとは思えない。
参考資料はもっぱら本や雑誌。
もちろん記事構成も被るため、基本的にはネット上のサイトは参考にしていない。
例外としてどうしてもリサーチする必要があるものもあるが。
なお、国が運営するサイト、研究所、専門家が書く記事はリサーチする。
自分が本当に必要と感じる内容をテーマにピックアップする。
それに付いて自分の考え方を交え、資料を勉強して執筆するのがオリジナリティある記事を書く近道だと考えている。
今後、個人が戦っていくためにはどうすればいいのか
それは今、考え中だ。
ジャンル特化が最も安定しているように感じているものの、肝心なのは下層に存在するベース記事の存在だ。
ベース記事程難しいものは無い。
大手は会社の信頼性や実績、それに伴う被リンクでこれをカバーできるものの、無名の個人がやるには大金をかける必要がある。
盤石のベース記事をしっかり土台として機能しているかどうかがカギになると考えている。
それが無名の個人の実績や信頼性を担う重要なものだから。
いくら運営者情報に専門家ですって書いても、本当なのかどうかは傍から見ればわかるわけもない。
ジャンルによってまちまちだが、下がったサイトを見直すのであれば、ベースの記事も意識する必要があると考えている。
P.S.
これは弊社および執筆者個人の考えである。そういう考え方もあるのか、程度に思っていただければと思う。
3月のgoogleコアアップデートで思う事
3月14日かな。
googleのコアアップデートが行われたそう。
多くのアフィリエイターが影響を受け、私も順位が落ちたサイトがいくつかあった。
今回のアップデートに関して、自分が思う事をつらつらと書いていこうと思う。
完全に自分が思ったことだからこれを見た人の役に立つかどうかはわからない。
今回のアップデートに関して
前回の時からずっと思っていたことだが、落ちなかったサイトにあって落ちたサイトに無いもの。
権威性が大きな要因となっている可能性があるとのことだが、その他に「網羅性」と「専門性」が大きなカギとなっている気がしている。
ただ、勘違いしないで欲しいのは、「専門性」は何かに特化したことでは無いと言う事。
「網羅性」もまたしかり。
完全に自分の考えだが、今思うことはこれ。
専門性について
多くのアフィリエイトサイトは、検索エンジンをリサーチし、上位に上がっているサイトのリライトを行う。
ここ最近はリライトに関してはかなり厳しい世間体となったが、売れるキーワードの取り合いは果てしなく続いている。
売れるキーワードに対し、上位サイトを徹底的にリサーチし、記事を書く。
結果、オリジナルと言えどもありふれた記事がどんどん追加されていくことになる。
つまり、サイト構成そのものがリライトしているような感覚になっているのではないだろうか。
もっと言えば、検索キーワードで上位を狙うような記事ではなく、あくまでサイトのベースとなる専門性が高い記事が不足しているように感じている。
我が社の落ちたサイトも同様のことが言える。
土台となるべきベースの記事が無いのだ。
サイトを支える基礎、つまり土台はそのサイトの専門性を向上させるためのものと考えている。
土台が無いのに偉そうなことを記事に書いている状態では、ちょっとした衝撃に対しても抵抗することなく崩れ落ちるだろう。
よくオリジナルの記事が重要、と言われているが、これは狙いたいキーワードに対する記事だけじゃなく、根本となる土台の記事に関して特に言えることではないだろうか。
我が社のみならず、落ちていない大手サイトにはしっかりしたバックボーンが存在している。
網羅性について
様々な角度から物事を捉え、質の良い情報を記事として提供するのは当たり前のこと。
サイトは本ではなく本棚、いわば専門書の集まりだと考えている。
色々な専門書が揃っている本棚に人が行くのは当たり前のことだろう。
ただやみくもに儲かるキーワードを網羅している、と言うワケではない。
その時々で読者が疑問に思うだろうと予測できることもしっかりと記事としてストックしておく必要がある。
権威性について
権威性が高いサイトは上記を満たした、充実した内容になっている。
つまり、専門家や資格保持者が執筆すればよいと言うものではない。
そのサイトの根源が弱ければ、そのような施策も意味が無いように感じる。
権威性を得るためには、膨大な量の記事数が必要と考えている。
もちろんただ記事を増やすだけではない。
信頼性について
そのサイトの信頼度をgoogleが手っ取り早く知る方法。
それは「被リンク」だ。
リンクは信頼されているから付くものであって、そうでなければなかなか付かない。
と言うのが自分の考え。
最も効果的な被リンクは、信頼されているサイトから信頼を受け、人が通る言わば橋のようなものである。
信用される情報があってこその効果的な被リンクだろう。
googleとは言え、サイト情報だけではその運営者の信頼度を図ることはできない。
専門家が執筆している、と謳っていたとしても、本当に専門家が書いているのかなんて、よほどの有名人でない限りわかるわけがない。
だからこそ被リンクの効果が強まっているような感覚になる、と言う風に考えている。
今後の対策について
では、今後必要になる対策とはどんなものなのだろうか。
大手がそうであるように、大規模サイトを構築するのが我が社の今後行う施策である。
ドメインはたった一つ。
その他は万が一を想定して作成するサブサイト要因だ。
少ない記事数で稼げるキーワードだけを狙う手法はもう難しくなったと考えている。
そのサイトの信頼度や権威性、網羅性、専門性のレベルを上げるような記事が必要となる。
当然アフィリエイターはそのジャンルの専門知識を持っている、と言う人は少ないだろう。
実際に現場に立たない限り、いくら勉強しても知識だけではどうにもならない。
もしその部分を外注ライターに任せるのであれば、例えお金がかかったとしても、その道に精通している人を選ぶべきだろう。
じゃないと過去に消えて行ったキュレーションサイトのようなレベルのサイトが出来上がってしまう。
勉強し、現場に行くことが専門性を身に着けるための施策である。
だが、それができるケースが限りなく少ないからこそ精通している人をライターとして雇用すべきである。
もはや知識だけではどうにもならないところまで来ている。
我が社が安全にサイト運営を行うためのキーとなるのは「現場経験のあるスタッフ」だと思っている。
最後に
これは我が社の施策の一部だ。
正しいかどうかなんてやってみないとわからない。
google目線と言うよりも、利用者目線で考えるとこうした結論に行き当たった。
google自体がリスクを避けているような検索結果とも思っている。
以上、完全に自己理論なので、こういう考え方もあるんだ程度で思っていて欲しい。